不正検知と仕訳データの分析:後編
- 4月13日
- 読了時間: 3分
更新日:3 日前
「金額」の偏りを可視化し原因究明を迅速化する
特定部門で経費の不自然な動きが気になったとき、実務担当者が次にぶつかるのは「何を優先して確認すべきか」という壁です。該当部門の膨大な伝票の中から確認対象を絞り込もうとしても、データを「担当者別」や「取引先別」などに細かくクロス集計するには多大な時間と労力がかかります。
また、個別の領収書を一つひとつ確認してルール通りの処理かを見極めることはできても、それが「部門の平均的な傾向と比べて突出しているか」という客観的な違和感は、明細を見ているだけでは決して判断できません。データに基づく客観的な偏りが見えないまま現場へヒアリングを行うと、確認の論点が定まらず、追加調査に時間がかかってしまうケースが散見されます。
Success MarKの「部門別・経費仕訳分析ダッシュボード」は、そうした部門調査の初動をスムーズにするためのツールです。部門調査の初動で必要になる「誰に・何を確認するか」というヒアリング準備までを一つの画面導線で繋ぎ、経験や勘に依存しない迅速な確認作業を支援します。

※上記URLより、サンプルダッシュボードを実際に操作してご確認いただけます。
1. 科目の特定:対象部門内の「異常な科目」を一目で把握する
調査の第一歩は、部門内の各勘定科目を統計的な外れ値に基づいて色分け表示したヒートマップから始まります。
特定の部門内において、どの経費科目に統計的な異常値が含まれているのかが視覚的に強調されるため、膨大な伝票データを前に「どれから見ればよいか分からない」と迷う時間をゼロにし、即座に優先して確認すべき科目を判断できます。

2. 偏りの可視化:「取引先別」「担当者別」の分布から異常を客観視する
偏りが気になる科目を選択すると、対象部門内のデータが取引先別・担当者別に展開されます。 全体傾向から大きく外れた伝票は色分けされるため、特定の取引先への発注が不自然に多くないか、あるいは特定の担当者に確認対象が偏っていないかといった「属人的な傾向」をすぐに把握し、絞り込むことができます。

3. 偏りの可視化:「取引先別」「担当者別」の分布から異常を客観視する
分布図の赤色のドットを選択すると、画面下部に該当の仕訳伝票明細が連動して表示されます。さらに、しきい値を超過した伝票が多い「取引先・担当者の上位3件」が自動でランキング表示される機能も備えています。 明細を1件ずつ探すのではなく、このランキングと連動した明細情報を事実(エビデンス)として活用することで、ヒアリングや詳細調査へ向けて迷わず初動を起こせます。

「どこから確認するか」を明確にし、明細まで直結調査へ
部門調査で時間がかかるのは、違和感の発見そのものよりも、「どこから確認するか」を決めて明細を揃えるまでの工程です。
Success MarKのダッシュボードを活用すれば、どの科目に偏りがあるか、どの取引先・担当者に集中しているか、そして優先して確認すべき該当伝票はどれかといった要素を、画面を切り替えることなく一連の流れで確認できます。
確認対象を絞り込むまでの工程を効率化し、数万件規模のデータから要確認伝票へ辿る操作感を、ぜひ実際の画面でご体験ください。


